今回は、NPO法人ゆめさぽーとらいちょうの利用者・スタッフの皆様計10名をご招待しました。梅雨の只中で時折弱い雨が落ちていましたが、昼食のお弁当から試合終了まで、元気に試合を観戦していただきました。

　ワイヤレスガイドシステムによる観戦ナビゲーションは、元ロッテ捕手の土肥健二さん（高岡商卒・元富山サンダーバーズ野球塾長）が担当。前半は試合の場面に応じた解説を行い、後半は落合博満氏らロッテ現役時代の同僚や対戦相手についての思い出を語っていただきました。

　試合は初回に守備の乱れで2点を先制された富山が、石川先発・吉田えり投手の乱調につけ込み同点に追いつくと、5回にも石川投手陣を一気に攻略し大量8点を奪い、13-3の圧勝。大勝にも土肥さんは「富山の攻守に細かいミスが目立った。点差がついたのは結果オーライの面もあり、更なるレベルアップを図ってほしい」と、元プロ選手ならではの視点で分析を行っていました。

　試合後にはサンダーバーズ球団のご厚意で、グラウンドに降りて薮上貴司・青木将崇両選手との触れ合いの時間を持つことができました。

　普段は立ち入ることのできないグラウンドに立ち、選手とキャッチボールやトスバッティングを楽しむ中で施設利用者の笑顔も見られ、「地域を元気にするプロスポーツの力」を実感することができました。

　両選手のサインボールのプレゼントの後、記念撮影を行い、手配した中部観光のバスで帰路についていただきました。

　募金にご協力いただいた飲食店とお客の皆様、楽しい試合と貴重な触れ合いの時間を提供してくださった富山サンダーバーズベースボールクラブ関係者各位に
御礼を申し上げます。ありがとうございました。

　スポーツ観戦お出かけ支援募金は「スポーツ会場で福祉を身近に感じてほしい！」「日頃、外出の機会が少ない方々にもスポーツ会場に来てほしい！」「富山のプロスポーツを一人でも多くの県民に触れてもらいたい！」との理念で2008年7月より開始し、これまで多くの方々の善意を寄せていただいております。
　TSCと県共同募金会は今後も「社会福祉とスポーツの接点」を追求し、希望される県内福祉施設などの方々を1回でも多く招待することを目標に掲げています。引き続き皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。


〈募金缶設置店舗（TSCクラブハウスパートナー・順不同）はこちら〉

唄うおでん屋　茶文（富山駅前　シネマ食堂街）
酒と人情料理　だい人（富山市新富町）
酒菜工房　だい（富山市内幸町）
すし居酒屋　大海（富山市千石町）
たまりBAR　ぺイズリー（富山市桜町）
本格長崎ちゃんぽん　ばってん（富山駅北　ボルファートとやま1F）
海鮮処　かみしま（富山市桜木町）

～こちらの口座でも募金を受付中！！～～～～～～～～～
（福）富山県共同募金会　スポーツ観戦お出かけ支援募金
北陸銀行　県庁内支店（普）５０２６１９０　　　　　　　　　　　　　
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～