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[2008/07/24]【高校野球・富山大会】新湊、高岡商が決勝へ

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 第90回全国高校野球選手権・富山大会は24日、富山市民球場で準決勝があり、新湊と高岡商が決勝に進んだ。決勝は25日午後1時から同球場で行う。

 新湊は9年ぶり5度目、高岡商は3年ぶり16度目の甲子園出場を目指す。

 ▽準決勝・第1試合

新  湊000 000 020 6|8

高岡一000 200 000 0|2

             (延長10回)

        
       新湊、延長制し9年ぶり決勝

 【評】新湊がエース西野の力投で延長戦の末に8-2で逆転勝ち。決勝進出は、甲子園に出場した99年以来9年ぶり。
 2点をリードされて迎えた八回、一死満塁から暴投と宮崎の適時打で追い付いた。延長十回には無死一、三塁から中山の右前打で勝ち越し、川並の2点適時打などで一気に6点を奪った。
 西野はスライダー、フォークをみせながら打者に的を絞らせず11奪三振。4試合連続2けた得点の高岡一を8安打2点に抑えた。
 高岡一は四回、重盗で敵失を誘うなどして2点を先取。しかし、本格派左腕・金平が制球に苦しみ9四死球を与え八回途中で降板、継投も実らず逃げ切れなかった。

大型左腕、我慢のマウンド/高岡一・金平投手

Dsc_0349  ベストボールを投げてこいー。思いを込めインコースに構えられたミットとは裏腹に投球は何度も大きく外れた。
 高岡一のエース金平将至選手は八回途中、3連続、通算9個目の四死球を与えて降板した。継投も実らず同点とされ、チームは延長十回逆転負け。県内屈指の左腕の最後の夏が終わった。
 本調子でないまま挑んだ苦しいマウンドだった。北信越大会4強に導いた昨秋以降に調子を崩し、直球の威力とコントロールに不安があった。
 「もう投手はやめた方がよいのではないか」と悩んだ時もあったという。それでも「エースはお前だ」とチームメートに励まされて調整を続けて臨んだ夏の大会だった。
 この日も直球の制球が定まらず、序盤は9割がた変化球を投じる苦心の配球。鋭く曲がり落ちるスライダーを中心に、次第に直球も増やしながら我慢を続け、七回まで新湊打線を4安打無得点に封じた。だが、投球数が100を超えた八回、頼みの変化球の制球も乱れた。
 「ベンチに入れなかった仲間を甲子園に連れて行きたかった。最後の夏をふがいない結果にしてしまい申し訳ない。頼りないエースでごめん」。タオルに顔をうずめながら話した。
 捕手の山本祐斗選手は、金平選手が攻めの気持ちを失わないよう、好調時と同じように右打者のインコースを突く投球を求め続けた。「信じて一番いいボールを要求した。チームがひとつになって本当に厳しい練習をしてきたから。お疲れさまと伝えたい」とねぎらった。

 ▽準決勝・第2試合

富山工000 002 000|2

高岡商002 221 00X|7

高岡商が長打攻勢で快勝
Dsc_0429  【評】春の覇者で第1シードの高岡商が長打7本を含む14安打を放ち、7-2で快勝した。決勝進出は3年ぶり。
 三回、宮口と阿部の三塁打などで2点を先取。四、五回にも長打を絡めて2点ずつ追加して試合の主導権を握った。早いカウントからの積極的打撃が光った。
 先発した2年生左腕の福島=写真=は、内外を幅広く使った配球で打たせて取り、五回までノーヒットピッチング。散発5安打2点に富山工を抑えた。
 富山工は六回に大野、青柿の連続三塁打などで2点を返した。3回戦の富山商戦で好投した右横手の島が4失点、継投した土田も3点を失い、相手打線の勢いを止められなかった。

 降雨のため2回に約1時間の中断があった。


あと2勝の夢、後輩に託す
/富山工・島投手

 〇…37年ぶり4強の富山工は、右サイドの技巧派投手、島健選手が先発した。本格派の2年生、土田寛之選手の起用も考えられたDsc_0411_2 が、森永弘監督は「3年生の意地にかけた」。
 島は3回戦の富山商戦でも先発し、強豪を倒す立役者となった。この日もキレのあるボールを投げ込んだが、やや制球が甘くなったところを高岡商打線に痛打された。
 「4強に入っても甲子園に行くには、あと2勝が必要。土田には、もっと速い球を投げられようになって夢をかなえてほしい」と話した。
 




 

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