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[2008/11/15]柳沢、西野選手が地元で雄姿/天皇杯サッカー

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 天皇杯全日本サッカー選手権5回戦の京都サンガFC(J1)-柏レイソル(J1)が15日、富山県総合運動公園陸上競技場であり、柏が1-0で勝って9大会ぶりに準々決勝に進んだ。県出身で京都のFW柳沢敦、西野泰正選手がそろって先発出場し、観客5023人を沸かせた。
Dsc_0824  試合は柏ペースで進んだ。京都は西野選手が前線でくさびとなり、柳沢選手、MF林丈統選手とのコンビネーションで攻めた。前半35分には、柳沢選手が鋭いミドルシュートを放ったがGKに阻まれた。西野選手はハーフタイムで交代した。
 後半18分、柏がペナルティーエリア左付近からのFKをFWポポ選手が直接決めて先制。京都は同26分にFWフェルナンジーニョ選手を投入するなどし、終了まで攻め続けたがゴールを奪えなかった。シュート数は柏9、京都6。


■京都・柳沢敦選手の話
 チャンスもありましたが、得点できず残念です。(8年ぶりとなる地元富山での試合で)温かい応援の期待に応えることができればよかったのですが、勝つことができませんでした。(西野選手は)調子が上がっていたので2人で点を取りたかった。リーグ戦は次の試合が非常に大事なので、勝って残留を決めたい。


■京都・西野泰正選手の話
 ピッチでプレーできたことは良かったのですが、試合に勝ちたかった。チームとして上に進むことができず残念です。柳沢選手、林選手との3人でいい距離を保ってプレーできていたし、悪くなかったと思う。こういう機会に恵まれ、地元富山の皆さんにプレーを見てもらうことができて素直に嬉しかった。


■京都・加藤久監督の話
 どっちに転んでもおかしくなかったが、ワ ンチャンスを決められるかどうかで差がでた。(失点のFKは)GKのポジションや壁の位置も問題はなかった。相手の技術が高く防ぎようImg_1129がなかった。前半、西野へのマークがきつく、ボールが落ち着かなかったので、パワーのある田原に代えて前での起点を期待したがうまくいかなかった。さらにフェルナンジーニョに代えて好機がつくれるようになった。

Dsc_0736_2■柏・石崎信弘監督の話

 

 天皇杯は負けたら終わりなので、どういうかたちでも勝ち進んでいこうと呼び掛けて試合に入った。京都は毎 回システムを変えてくる。3・4・3でこられて選手は少し戸惑っていた が、徐々によくなった。後半、ポポのゴールも入ったし、1対1のチャンスもあった。1-0でしたが、勝つことができてよかった。

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