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[2008/12/05]【高校野球】元NHK解説者・福島氏が講演

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 富山県高校野球連盟の指導者講習会が4日、富山市の高志会館であり、元NHK高校野球解説者の福島敦彦氏(67)=日本野球連盟常任参与=が「チームづくりと人づくり」と題して講演した。


 福島氏は報徳学園高校、中山製鋼の監督として全国優勝を果たしている。エピソードを交えながら、指導の三本柱は「情熱」「信念」「愛情」だと語った。「愛情」の面では、「選手をほめる時には自分の尺度だけではなく、一人ひとりの実力の伸びに目を向けてあげてほしい。言葉を大事にしてください」と話した。また、「選手たちは、みなさんの後ろ姿を見ている。元気な姿でグラウンドに立ってください」と聴講者を激励した。


 現在もセンバツの選考委員やスポーツ紙の評論家を務めている。これまでの地域ごとの実力差は「一つでも前の塁を奪おうという気持ちの強さ」にあったと言う。近年は内野守備力の低下が目立つとし、「マシンや用具の進歩で練習の『量』にばかり目がいき、『質』の面が疎かになっているのかもしれない」との認識を示した。

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