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[2009/01/11]富山35位。中学生の森さん10人抜き/都道府県女子駅伝

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Dsc_1976_3 第27回全国都道府県対抗女子駅伝が11日、京都市西京極陸上 競技場を発着点とする9区間42.195㌔のコースであり、富山は2時間23分56秒の35位だった。昨年の36位を上回ったものの、目標とした20位台と過去最高タイム2時間22分04秒(第25回)の更新はならなかった。京都が2時間15分39秒で5年連続13度目の優勝を果たした。2位は岡山、3位は兵庫。

 富山は、1区(6㌔)でエースの野尻あずさ選手(第一生命)が31位とやや出遅れたが、2区(4㌔)の田中美里選手(シスメックス)が30位でつなぎ、3区(3㌔)で森聡子選手(出町中)が区間7位、10人抜きの快走をみせて20位まで順位を上げた。
 4区(4㌔)の須河沙央理選手(富山商高)で18位に浮上、5区(4.1075㌔)の山田美紀選手(富山商高)も区間18位と好走して順位を維持したが、レース後半に入って徐々に後退した。

=写真は富山のアンカー古瀬選手=

 ※大会公式サイト

 http://www.kyoto-np.co.jp/kp/kyo_np/info/ekiden/09ekiden/


 富山・橘一代監督の話 前半に勝負できるところにつけ、中盤、後半で粘る計画だった。1区の野尻さん、2区の田中さんが流れをつくってくれて、予想通りに展開できたが、上位に食い込むにはまだ総合力が足りなかった。3区の森さんが大きく順位を上げてくれ、4区の須河さんも実業団の選手を相手にして粘ってくれた。若いチームだったが、みんな一生懸命頑張ってくれたと思う。(優勝した京都をはじめ)女性監督、女性スタッフが増えてきている。わたしも初めて監督を務めさせていただき、いろいろ勉強になりました。

Dsc_1988  森聡子選手の話 (3区で10人抜き)最初から飛ばしていきました。最後までもつかなと思いましたが、あと少しだし頑張らんと、と思って走り切りました。気持ちよく走ることができました。実業団の強い選手と接することができ、わたしも頑張りたいと思いました。きょうの結果を今後につなげたいと思います。

=写真は取材をうける森選手=

 須河沙央理選手の話 (昨年末の高校駅伝に続いて好走。4区21位)区間ひと桁順位を目指していたので納得いかない結果です。上り坂の続くコースだったので、最初少し抑えたのがよくなかった。

花の1区で積極レース

 〇…激戦の1区を任せられた野尻あずさ選手はスタートから5、6番手につける積極性をみせたが、中間の3㌔過ぎから順位を下げ31位で2区につないだ。
 W杯に参戦した経験もあるクロスカントリースキーから昨年、陸上に転向して強豪の第一生命で練習を積んでいる。「もう少し頑張れたらよかったのですが、これが今の力です」。表情は明るく、今年の飛躍を誓った。

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