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[2009/07/29]【速報】山里からの挑戦/平高校バレー部は予選敗退

 全国高校総体(インターハイ)のバレーボール男子は29日、奈良県郡山市総合公園体育館などで予選グループ戦を行った。富山県代表の南砺総合平は初戦、敗者復活戦ともに敗れ、決勝トーナメント進出はならなかった。

 平は初戦で相馬(福島)と対戦し、0-2(21-25、17-25)で敗れた。敗者復活戦では玉野光南(岡山)に1-2(25-27、25-19、21-25)で競り負けた。セッターでキャプテンの高田央貴を中心に中谷廉、2年生エースの久保柊人らのコンビバレーで健闘したがあと1歩及ばなかった。

 同校は世界遺産の合掌集落で知られる南砺市平地区にある全校生徒約80人の山あいの小さな学校。同地区では以前からバレーボールが盛んで、チームは近年、地域ぐるみの支援を受けて力をつけて昨年36年ぶりの出場を果たした。今春の高校選抜(春高バレー)では37年ぶりの出場で全国大会初勝利を挙げ、今大会は上位進出を目指していた。


■石名田周治監督の話
 好機で点を取り切れず、つなぎでミスが出てしまった。練習でいつもやっていることが試合でやれなかったということは力不足。小さなチームだが、春以降は全国ベスト8を目標にし、サーブから崩せるよう質を上げるよう練習し、県予選後はポジションチェンジにも取り組んだ。みんなよくやってくれて成果は出ていたと思う。


■高田央貴主将の話
 悔しいです。勝てる試合だったのに…。自分の力は出し切れたとは思うが、もっと試合がしたかった。

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