[2008/07/29]【BCリーグ】富山、後期初白星
▽富山後期第3戦=1勝2敗(魚津桃山)
石 川 000 100 000|1
【評】富山は一回、先頭・山内の二塁打などで一死一、三塁とし、野原の内野ゴロで先制。続く草島、伊東の連続適時打などで4点を奪い優位にゲームを進めた。先発の木谷は緩急をつけて打たせて取り、石川打線を散発5安打1点に抑え7勝目。
石川は与四死球8、暴投・捕逸4などで自滅した。
攻守にそつなし
後期開幕2連敗の富山だったが、攻守にそつなく初白星を挙げ、チーム力の安定を印象づけた。
一回、相手のミスを突き連打などで4点を先取。四回には山内が三盗を成功させて追加点を奪った。石川の繰り出した4投手からそれぞれ得点し、試合の流れを渡さなかった。
守っても無失策。中でも三塁手の優士は8度の守備機会をきっちりとこなし、先発の木谷を盛り立てた。
前期優勝の要因となった、機動力を絡めた攻撃と堅実な守備。後期の戦いでも武器になりそうだ。鈴木監督は「(北陸地区のライバル)石川とは1カ月半ぶりの試合。これからの戦いのためにも『サンダーバーズは強い』と感じさせたかった。攻守にいいプレーが出て、しっかり勝つことができて良かった」と話した。