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[2008/10/30]【ドラフト速報】サンダーバーズ野原選手は阪神育成枠

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 プロ野球のドラフト会議が30日あり、独立リーグBCリーグ富山サンダーバーズの野原祐也外野手が阪神の育成1巡目で指名された。富山サンダーバーズからの指名は初めて。
 野原外野手は右投げ左打ちのパワーヒッターで富山の不動の4番。今季は打率.368、本塁打7、打点45。昨季は打率.412、本塁打14の2冠王で打点75。2年連続でリーグの野手MVPに選ばれている。ポジションはレフト。埼玉県出身で大宮東高校、国士舘大卒。身長177㌢、体重85㌔。23歳。  
 富山県内からは今夏の高校野球県大会で準優勝した新湊高校の西野勇士投手もロッテの育成5巡目で指名された。

スポーツナビのドラフト速報
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/draft/08season/live/draft1.html

朝日新聞富山版・野原選手の記事
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000280710260001

 BCリーグからは野原外野手のほか2人が育成枠で指名された。同じ独立リーグの四国・九州アイランドリーグからは、グランドチャンピオンシップで富山と対戦した香川の4選手をはじめ6人がドラフト・育成で指名された。


■野原祐也選手の話
 育成枠でしたが、プロの扉を開くことができました。今は、ほっとしています。早く支配下登録され、1軍で活躍したい。ぼくが頑張ることで、BCリーグ、独立リーグが盛り上がればよいと思っています。


■富山サンダーバーズ・鈴木康友監督の話
 富山に来たひとりの青年の夢がかなった。彼はハングリー精神をもって、人一倍の努力をしてきた。一塁へのヘッドスライディングをはじめ、前向きな野球への取り組み方が評価されたのだと思う。チームとしても最後のグランドチャンピオンシップまで戦い、選手個人の目標もかなえることができた。わたし自身感無量です。
 富山でのプレースタイルをそのまま出せばよい。練習環境は良くなると思うので、体も大きくして素晴らしい選手になってほしい。レギュラーを取って、伝統の巨人・阪神戦を沸かせてほしい。


【野原選手の記者会見一問一答】

―喜びを誰に伝えたい?
ここまで育ててくれた両親に伝えたいです。


―思い出に残っている試合やプレーは?
 昨年の5月、城光寺の試合でエラーを連発してしまい監督にビンタされたことが印象に残っています。しかってもらい嬉しかった。気合いが入りました。もう1試合あげるなら、昨年、県営球場で1試合に3本ホームランを打った試合です。


―どんな選手になりたい?
 一塁までの全力疾走など、(50㍍5.9秒の)足を含めて全力プレーをみてもらいたい。金本さんの後継者として、4番レフトを目指します。そのためには、もっと守れるようにならなければと思っています。今季はチャンスでヒットを打てなかったので、大事な場面で打てるようメンタル面も強くなりたい。


―オフシーズンはアルバイトもしたと聞きました。思い出は?
 オフシーズンのアルバイトでは水の配達をしました。お客さんもみな親切で、ファンになってくれて応援にも来ていただきました。富山の方の応援のおかげで成長することができました。支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

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