[2008/10/21]■Jリーグへ スタジアム改修始まる
カターレ富山のホームスタジアム「県総合運動公園陸上競技場」で、Jリーグ入りに備えた改修の一部が9月末までに行われた。芝生面を広げる工事で、幅を68㍍から70㍍にするために陸上トラック側に1㍍ずつ新たに芝が植え付けられた。観客席からも緑の違いが分かるかもしれない。
縦も106㍍から107㍍への拡張が計画されている。Jリーグの入会基準では、望ましいピッチの大きさを縦105㍍、横68㍍とし、外側に1.5㍍の芝生部分を求めている。108㍍×71㍍の芝生面が必要となるが、富山では陸上競技施設との兼ね合いから107㍍×70㍍で、Jリーグ側と合意したという。
県土木部都市計画課によると、スタンドなど残る大部分の改修は、カターレの最終戦がある11月30日以降に始まる。スタンドには、ひじ掛け、カップホルダーのある特別席を100以上新設するほか、記者席やテレビ中継用のスペースを整備。会議室を改装し、ドーピング検査用の部屋も設ける。県は約2億円の予算を計上している。
8月26日に発表されたJリーグ入会予備審査の報告で、カターレは準加盟5クラブで「最も財務状況がよい」との高評価を得た。北陸初のJクラブ誕生に向けて、準備は着々と進んでいる。
JFL(日本フットボールリーグ)で4位以内という戦績面の基準クリアを目指し、現在5位で残るは6試合。2位から7位まで勝ち点差6以内にひしめく混戦の中、選手たちの奮闘が続く。※JFL公式サイト http://www.jfl-info.net/index.html
※Jリーグ公式サイトより Jリーグ将来構想委員会報告(8ページに入会基準)
http://www.j-league.or.jp/pdf/futureofj2_060321.pdf
※北日本新聞HP記事 カターレ「財務」合格
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080827/14589.html
※朝日新聞富山版連載「Jへのステップ- スタジアム」
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000280801180009
■JFLカターレ戦の日程(太字はホームゲーム)
後期12節 10月26日午後1時から愛知県刈谷市
vs刈谷FC
同13節 11月2日午後1時から富山県総合運動公園
vsFC琉球
同14節 11月8日午後1時から群馬県高崎市
vsアルテ高崎
同15節 11月16日午後1時から富山県総合運動公園
vsSAGAWA SHIGA FC
同16節 11月23日午後1時から滋賀県湖南市
vsMIOびわこ草津
最終17節 11月30日午後1時から富山県総合運動公園
vsファジアーノ岡山