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[2009/11/09]【高校サッカー】4強激突!富山一と水橋が決勝へ

富山一10番の突破DSC_0445

 第88回全国高校サッカー選手権富山県大会は8日、県総合運動公園陸上競技場で準決勝があり、富山一と水橋が決勝に進んだ。
 富山一はMF和田雄也選手の先制点やFW鈴木勇二選手の2得点などで、富山南に5-0(前半2-0)で快勝。水橋は前半8分までに国際大付に2点リードされたがFW金三津龍人選手の2得点などで3-2(前半2-2)の逆転勝ちを収めた。
 決勝は14日午後零時5分から同所で行われる。富山一は7年連続23度目、水橋は7年ぶり5度目の優勝を目指す。

※KNBの大会特設コーナー
http://www6.knb.ne.jp/highschoolsoccer_88/


富山一 5-0(前半2-0) 富山南

富山一 鈴木のシュートDSC_0452 ▽得点者 一・和田雄也(前半1分)、鈴木勇二(同20分)、鈴木(後半14分)、大塚俊(同19分)、伏脇緒斗也(同36分)
▽シュート:富山一24、富山南7
▽GK:富山一9、富山南6
▽CK:富山一6.富山南5

■富山一・長峰俊之監督
 相手の体を張った守りに苦労した。ボールの出どころ、入り先をカバーされて、なかなか前を向いてプレーできなかった。後半は斜めのボールを入れることでDFの足を止めて仕掛けるスペースが生まれた。インターハイ出場をきっかけに自分たちの目指すサッカーがみえてきた。動きや展開のスピード、ボールを速く動かすことなどにこだわったスピードサッカーが持ち味。結果がどう出るかはともかく、決勝でも目指しているサッカーをやりたい。

■富山一・森泰次郎主将
 新チーム発足当初は守備が課題だったが、だんだん安定感がでてきた。はやく決勝がやりたい、という気持ちです。力がある選手が多いので個人で打開できたが、決勝では組織で崩していきたい。負けたら終わりだし、7連覇がかかるプレッシャーはあるが、気持ちを引き締めてチーム一丸で戦いたい。

□富山南・前田篤監督
 相手を怖がらずに、つなぐサッカーはできたと思う。選手には負けた悔しさを忘れないでほしい。試合前には、富山一が相手でも自分たちのやってきたサッカーをそのままやろうと伝えていた。ボールサイドで2、3人がかりで奪いに行く計画だったが、ボールを回されて後半は体力的についていけなくなった。

□富山南・福田健主将
 悔しいが、やりきった感覚はある。富山一の名前に負けず、同じ高校生として挑戦した。最初の20分で相手を自由にさせないことを心掛けたが開始直後に失点してしまった。攻めでも良い崩しが何回かあっただけに得点できなかったのが残念。これまでは3年生に頼っている部分があった。やるからには優勝を目指して自分たちのサッカーを向上させたい。


水橋 3-2(前半2-2) 国際大付

水橋の勝利 DSC_0689 ▽得点者 国・大澤秀冴(前半1分)、国・金森唯(同8分)、水・金三津龍人(同28分)、水・山元章寛(同38分)、水・金三津(後半2分)
▽シュート:水12、国16
▽GK:水11、国5
▽CK水1、国3

■水橋・塩谷真監督
 初戦からいつ負けてもおかしくない戦いが続いてきたが、決勝までくることができた。全員でよく守ったと思う。突出したリーダーがいないぶん、みんなで一生懸命に走るチーム。気持ちと体力で技術を補ってきた。シンプルにスペースを使うこと、サイドから上げてゴール前に選手がいることなど最低限の約束ごとを徹底している。

■水橋・山﨑恭平主将
 立ち上がりが悪かった。「勝てる」との思いが、すきにつながったと思う。点を入れられて、みんなが変わった。最後まで走れるところが持ち味なので、チームを信じていた。全国大会のベスト8を目標にして泥臭く最後まであきらめずにプレーするチームを目指してきた。決勝では最初から全力で戦い、これまでお世話になった方たちに恩返しするためにも優勝したい。

□国際大付・高橋力監督
 悔しいです。前半はうちのプレスがかかって、よいかたちで2得点できた。これ以上に勝ち進んでいくためには一瞬の集中力が必要になってくる。

□国際大付・大澤秀冴主将
 2点を先取できたが、ミスから追いつかれてしまってリズムに乗り切れなかった。ハーフタイムには、気にせずに後半の立ち上がりをしっかりやろうと話していたのですが…。リードされた後半は4-3-3にしてトップに当てたセカンドボールを拾って攻撃する方針だった。今週は風邪で学級閉鎖などもあって十分に練習ができなかったのが残念。果たせなかった優勝を目指して、今度は後輩たちに頑張ってもらいたい。

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