[2010/01/16]ショッピングセンター広場で新入団選手が会見/野球BCL富山サンダーバーズ
プロ野球独立リーグ・BCリーグの富山サンダーバーズは16日、富山市のショッピングセンター・ファボーレ太陽の広場で新入団選手7人の記者会見を行った。初めて一般公開するかたちで実施して、ファンからも質問を受け付けた。握手会などもあり、ファンと選手・スタッフが交流した。
ファン参加型の入団発表は、マスメディア向けの記者会見をファンサービスやPRのイベントとして活用するもので、NPB(日本プロ野球機構)のチームも数多くが採用している。富山サンダーバーズでも「ファンとの交流と、(ショッピングセンターに来場した)不特定多数へのアピール」(味方健二郎GM)を狙って企画した。
チームが4年目の今季、新たに加入したのは前ロッテの田中崇博投手やドラフトで指名された吉見康平投手ら投手5人、野手2人。それぞれがNPB入りなどの目標を掲げ、「野球ができる喜びを忘れず楽しんでプレーしたい。富山のファンに顔と名前を覚えてもらえるように頑張る」(加藤貴大投手)などと語った。
ファンから「野球のほかに富山でやってみたいことは?」との質問があり、各選手は「路面電車に乗りたい」「魚を食べ歩きたい」「雪だるまを作る」などと笑顔で答えていた。
新任の進藤達哉コーチが「縁あって入団した選手諸君を、県民から愛され、目標とされる選手に育てたい。ファンの目が選手を育てるので、ぜひ試合を見に球場に来てください」とあいさつした。
横田久則監督は「今年も全国各地から夢をもった若者が集まってきた。ぜひ応援してください。監督は重責だが、若者と一緒にわたしも夢をもって戦っていきたい」と会場に集まったファンに語り掛け、「今季のチームスローガンは『頂へ』に決めた。チャンピオンを目指すのはもちろん、富山に独立リーグとサンダーバーズを本当に根付かせるためにフトントとともに向上心をもって頑張りたい。わたしたちが子供のころ外出する時にはプロ野球の帽子をかぶったように、子供たちにサンダーバーズの帽子をかぶってもらうことがわたしの夢」と話した。
※富山サンダーバーズHP