[2010/01/09]【バレーボール】KUROBEアクア、高岡での初試合で快勝
バレーボールのVチャレンジリーグ(Vリーグ2部)女子は9日、高岡市竹平記念体育館で第3週1日目があり、KUROBEアクアフェアリーズが3-1(25-16、27-25、22-25、25-17)でフォレストリーヴズ熊本を下し、通算4勝1敗で3位に浮上した。10日は同所で首位の日立佐和リヴァーレと対戦する。
KUROBEはエースアタッカーの色摩智巳、今季加入の井西彩乃がともに18点を挙げるなど決定力で上回って試合の主導権を握った。キャプテン田中夕貴をはじめとしたサーブからの揺さぶりも効果的で、第2セットを20-24から逆転で奪取し、第3セットは失ったものの第4セットで勝負を決めた。
KUROBEアクアフェアリーズは今季初めてのホームゲーム。これまでは黒部市で年に1度だけホームゲームを開催していたが、今季は富山県内での試合増やし、黒部市以外でも開催する。「チームのことを知ってもらい、県内のより多くの人から支援いただけるようにしたい」(米屋慎一部長)との狙いがあり、Vリーグ機構に働きかけて実現したという。
2月6、7日には砺波市の県西部体育センターでも試合を行う。3月13、14日には黒部市総合体育センターで順位決定リーグを戦う。
■KUROBEアクアフェアリーズ・米山弘監督の話
ホームでの試合でプレーには固さが見てとれた。満足できる内容ではないが、やるべきことをやって勝てたことを評価したい。リーグ戦は1カ月ぶりで、良い面、悪い面がはっきり出たので修正してあすの試合に臨みたい。サーブで崩して相手のスパイクをブロックに当てながら切り返して攻撃する、うちらしいプレーが出ていた。反面、(リードして)点差が開いた時にサーブからの攻めが緩くなったところが課題。
■同・田中夕貴主将の話
昨年から選手の入れ替わりも少なく、蒔いてきた種の芽が出てきた感じがする。自覚が生まれて練習量も増えた。夜遅くまでの練習はつらかったが、技術だけでなく精神面も鍛えられて自信につながっている。きょうの接戦の場面でも「こういう時のために練習してきたんだ」と思うことができた。
(ホームゲームが多く、黒部市外での試合もあることで)初めて試合を見に来てくれた子供たちもいると思う。そんな子らから目標とされる選手にならなければいけないと感じる。励みになります。
※KUROBEアクアフェアリーズHP
http://www.aquafairies.jp/index.html
※きょうの試合の戦評・記録(VリーグHP)
http://www.vleague.or.jp/game_result2/season_id=457&round_id=1