[2011/01/09]アクア、南砺で首位に挑むも及ばず/バレー・Vチャレンジリーグ女子
バレーボールのVチャレンジリーグ女子は第5週の1日目があり、KUROBEアクアフェアリーズ(黒部市)は首位の日立リヴァーレ(茨城・ひたちなか市)に0-3(20-25、15-25、19-25)で敗れた。アクアは通算3勝4敗で前週から順位は変わらず6位。日立は開幕7連勝で首位をキープした。
会場となった南砺市福野体育館でアクアがリーグ戦を行うのは初めて。今季はホームゲームが8戦組まれており、この日が3戦目だった。
日立には高岡商高OGの高崎紗緒梨選手が所属し、姉はアクアの高崎由佳梨選手。「姉と地元で対戦できてよかった。プレーする姿を見せることができ、親孝行ができました」と笑顔で話した。
※VリーグHP(アタック決定率など詳細なデータも掲載)http://www.vleague.or.jp/game_result2/league=challenge_w&round_id=1
※KUROBEアクアフェアリーズHP
首位に挑むも力負け
〇…首位の日立に挑んだKUROBEアクアフェアリーズは見せ場をつくれずにストレート負け。昨季の5位以上を目指し、チームの成長度を問う試金石の一戦だったが、持ち味の粘り強さを発揮できなかった。
日立は、日本代表として世界バレー3位に貢献したエースアタッカー江畑幸子選手を擁する。アクアはサーブで相手の守りを崩して攻撃力を削ぎ、接戦の中で勝機を見いだす作戦だった。しかし、コンビネーションのミスなどもあって終始リズムをつかみ切れず、第1セットは17-18、第3セットも16-17までついていくのが精いっぱいだった。
●アクア・米山弘監督の話
選手も私も受け身になってしまった。もっとミスを恐れずにプレーするべきだった。相手を意識した練習をし過ぎて、選手たちの持ち味をころしてしまったと感じる。私のミスだ。サーブで攻め、相手の攻撃を単調にさせる必要があった。(相手の強打を拾ってラリーが続いても得点につながるケースが少なく)ブロックを怖がらずに強弱をつけるなど、めりはりのある攻撃をしたかったが、力と力の勝負を挑んでしまっていた。