HOME > TSCタイムス > 【高校野球】国際大付が初の県大会制覇

TSCタイムス

[2011/05/15]【高校野球】国際大付が初の県大会制覇

 高校野球の第83回春季富山県大会は14日、高岡市城光寺球場で決勝があり、富山国際大付が延長12回、3-2で高岡商を下して初優勝した。国際大付は1998年の創部で、夏、秋を通じても初めての県大会制覇。

 両校は6月4-7日に新潟県で開かれる北信越大会に出場する。

 

 ▽決勝(城光寺)

国際大000 000 010 011|3

高岡商000 000 001 010|2

(国)後藤―藤井

(高)亀田―酒匂

▽二塁打 山田(国)亀田、藤坂(高)

 

【評】終盤から動いたゲームは両校がともにしぶとさをみせて延長十二回までもつれた。富山国際大付はエース後藤の力投が光り、高岡商も九、十一回に追い付く粘りをみせた。


 後藤、高岡商・亀田の両先発とも緩急をつけた丁寧な投球。両チームの好守にも助けられて七回まで無失点で抑えた。

 国際大付は八回、後藤の投手強襲の適時打で先制。九回以降は毎回先頭打者が安打で出塁して押し気味に進め、十一回には二死から内野安打で二走が一気に生還する好走塁も光った。十二回一死二、三塁から三ゴロで決勝点を挙げた。十二回の後藤は力をふりしぼった直球主体の投球で最後は3球三振にしとめてリードを守り切った。


 高岡商は追い込まれた九回に代打・藤坂の二塁打を足がかりに犠飛で同点。十一回にも二死二塁から鍛治の左前打で追い付いた。しかし、後藤の攻略に手こずり散発7安打に終わり、一度もリードを奪えなかった。

 

スポーツ観戦お出かけ支援募金状況

2022年7月29日現在
■募金累計額 1,609,395円
■招待できた福祉施設数18