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[2011/12/25]【速報】トナミ運輸7年ぶり制覇/バドミントン日本リーグ

 

 バドミントンの日本リーグは25日、東京・代々木第二体育館で最終日があり、男子はトナミ運輸が7年ぶり5度目の優勝を果たした。

 トナミ運輸は、3連覇を狙った日本ユニシスとの全勝対決に2-1で勝ち、7戦無敗で制した。第1ダブルスの平田典靖選手・橋本博且選手のペアがゲームカウント2-1で逆転勝ち。続くシングルスで佐々木翔選手がストレート勝ちして決着をつけた。

 女子は日本ユニシスが2年連続2度目の優勝を飾った。

 

■日本バドミントンリーグ公式HP

http://www.badminton-league.jp

 

 

●トナミ運輸・荒木純監督の話

 (選手の起用順などを)あれこれ考えることなく、エースダブルスとエースシングルスをぶつけて勝負にいった。それでも勝つか負けるか分らないほど相手との実力は接近していたが、競り合いになっても弱気にならずに連勝してくれた。特に第1ダブルスは何度もマッチポイントをしのぎ、よく第2ゲームを取り返した。1-1になって優位に立つことができた。


 昨年は同じ日本ユニシスとの全勝対決に0-3で敗れて悔しい思いをした。エースの平田・橋本組を第2ダブルスに起用するなど監督のわたしが初めての采配に弱気になり、迷惑をかけてしまった。1月には「12月に日本リーグを絶対に取るぞ」と選手たちに伝えて練習をスタートさせた。今年は各選手が海外でも活躍し、最後に言っていた通りに日本リーグでも優勝することができてうれしい。


 全勝だが苦しい試合ばかりだった。札幌での第2戦では平田・橋本組が負けたが、佐々木の大逆転で勝つことができた。日本代表の3人がいなかった仙台での試合では古財や黒瀬をはじめ控えの選手が頑張ってくれた。試合のたびに殊勲選手が生まれ、選手それぞれが助け合えたことが勝因だと思う。チーム一丸になって戦うことができた。

 


●最高殊勲選手に選ばれたトナミ運輸・佐々木翔選手の話

 第1ダブルスで勝ってくれたことが大きかった。昨年はダブルスを落として負けられない状況になりリズムに乗れなかった。今回は競り勝ってくれて、追い詰められずにすみ助かったと思ったし、逆に「自分で決めてやろう」と前向きな気持ちでコートに立つことができた。第2ゲームは接戦になったが、とられてもファイナルゲームを取ればよいと思っていた。今年の日本リーグではこれまでの3試合ともファイナルまで戦って勝っていた。勝負所をとらえて勝ち切るだけの自信もあった。


 昨年、チームが2位に終わったのは自分が負けたから。自分のせいで負けたということはこの1年、常に頭にあり、(五輪代表を目指して)海外で戦っていても日本リーグを重要な大会として意識していた。結果を出すことができ、今はほっとしている。

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