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[2013/07/27]夏の高校野球/富山一、総合力で初Vつかむ

富山一が初優勝

 第95回全国高校野球選手権富山大会は26日、富山市民球場で決勝があり、富山一が4-2で桜井を下して初優勝した。富山一は春夏を通じて初の甲子園出場となる。

 

<決勝>

富山一 010 010 200|4

桜  井000 010 100|2

(富)宮本―高森

(桜)冨岡―宮本

▽三塁打 西田(富)▽二塁打 中村、藤井(富)冨岡(桜)

 

富 36 10 4  3   5  2  2    2 12  0

   打 安 点 振  球 犠 盗  失 残 併

桜 32 7  2  7   4  2  1   4 9   2

 

富山一・宮本、桜井・冨岡の両エースが力投桜井の冨岡投手ら

 【経過】富山一は2回に宮本の犠飛、5回に藤井の適時二塁打で得点して2点をリード。1点差に迫られた7回には一死二、三塁から寺崎、宮本の連続適時打で2点を追加した。先発の宮本は毎回のように走者を背負ったが球威と変化球の切れで桜井打線に連打を許さなかった。7回二死満塁のピンチでは3番打者を直球で二飛に打ち取り、2失点で完投して勝利の立役者となった。

 桜井は5連投の冨岡投手が丁寧に低めを突き、粘り強く失点を防いで接戦に持ち込んだ。5回に主将・中瀬の適時打で1点を返し、7回には冨岡の二塁打などで一死一、三塁とし内野ゴロで2点目を奪ったがその後の満塁のチャンスを生かせなかった。

宮本投手

 

 

 

 富山一、初の甲子園へ

県内負けなし。

判断力、冷静さにみえた地力

 富山一が地力で甲子園初出場の扉をこじ開けた。新チームになってから秋、春に続き夏を制し、県大会負けなし。走攻守・心技体の高い総合力が光った。

 目指してきたのは“質の高い野球”だ。それは野球というスポーツの競技特性をより深く理解し、考えたプレーで相手を上回ること。今大会でも配球を読んだ打撃、的確な走塁、試合展開に左右されない冷静さなどを発揮して勝負を優位に進めた。

 決勝では5回、黒田奨貴選手が二盗、三盗してチャンスメーク。「変化球が多くなっている」と桜井・冨岡聖平投手の配球を読んでスタートを切り難なく成功させ、追加点奪取につなげた。7回には寺崎光選手、宮本幸治選手がストライクをとりにきたスライダーを早いカウントから狙って連続適時打を放ち3、4点目を加えた。

 中盤以降、好機をつくりながらも勝負を決定づける一打が出ず、「雰囲気は良くなかった」と黒田選手は振り返ったが「リードしているのだからアウトを積み重ねていけば勝てると思っていた」と言う。投手の宮本選手もピンチは少なくなかったが「やることをやればよいと考え、自分のピッチングを心掛けた」と慌てずに要所を締めた。

 

 春季北信越大会で準優勝し、優勝候補の筆頭に挙げられていたがここまでの道のりは平坦ではなかった。準々決勝は滑川に1回3点を先取される苦しい展開を7回にひっくり返し、準決勝では降雨で開始が2時間半遅れるアクシデントに動じず砺波工を強打で圧倒した。黒田学監督はいずれの試合でも「甲子園に行く資格があるかどうか、神様が与えた試練だぞ」と話したそうだ。その一方で選手が「リードされても1点ずつ取り返していけば大丈夫」「(雨でも)必ず試合はある。集中力を切らさず試合への入りを大事にしよう」などと自発的に声を掛け合っている様子をみて頼もしく思ったという。

 そして決勝も苦しみながら制し、監督は「夏の決勝の難しさを感じるしんどい試合だったが選手が気持ちを切らさずに戦った。こういう展開に耐えられる人間に成長したことがうれしい」と語った。

 

強豪校から学び成長。目標は「甲子園3勝」。

 富山一は夏3度目の決勝進出で初めて頂点に立った。32歳の黒田監督は09年に就任して5年目。全国強豪校の取り組みを積極的に採り入れるなどしてチームを強化してきた。走塁は12年のセンバ 終了後のあいさつで涙をぬぐうツで4強入りした健大高崎を参考にして鍛錬してきたという。取り組む姿勢や戦術を選手全員に浸透させることは技術面の向上と同等に時間がかかる。10年夏の準優勝、12年春の北信越大会制覇といった好成績の半面で多くの悔しい敗戦も経験しながらチームとして着実に前進した。

 「これまでの蓄積があって、この優勝がある。富山県の高校野球は弱いと言われるが、県外チームとも十分に戦えるところまできた。選手は『甲子園3勝』を目標にしているが、それにふさわしい技術が備わってきたと思う。(73年・第55回大会の富山商以来8強入りがない)富山の歴史を変えられるように勝負してくる」と語った。

 

 現3年生は宮本投手をはじめ1年の夏から主力選手として活躍した者が多い。主将の高森啓之捕手とともにチームをまとめた中村順風遊撃手は「自分自身うまくいかないことばかりだったが、最後にグラウンドに立ち自分たちで初出場を決めることができた。本来は笑うべきところなのでしょうが泣いてしまいました。1日1日が勉強だった。監督自身が学び僕らも必死でついていった」と話した。

 宮本投手は「いい仲間に恵まれてきょうのような良い試合ができ、甲子園でもまだまだ一緒に野球がやりたいと思った」。高森主将は「選手一人ひとりが高い意識をもって練習してきた成果がでた。甲子園3勝という目標に向かってグラウンドに帰ってしっかり練習して臨む」。甲子園大会は8月8日に開幕する。

 

 

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