今回ご招待したのは、（福）むつみの里（上市町）の利用者14名・職員など10名の皆様です。富山グラウジーズの試合では3回目、通算10回目の区切りのご招待となりました。今回は施設への往復バス、昼食および観戦ナビゲーション（浜谷和人・GROUSES.NETジュニアヘッドコーチ）をサービスしました。

◎試合の模様

　前日土曜日まで3連敗と不調の続くグラウジーズでしたが、この日の序盤はイースタンカンファレンス2位につける仙台を相手に互角の戦いを進めます。リバウンドからの速攻を決めるなど、第1Qを19－19、第2Qも14－18と少ない点差で食い下がりました。

　しかし、浜谷さんが「ミスが目立ち集中できていなかった」と振り返った第3Qに大きく試合は動きます。仙台はバランスに優れたチームワークと正確なシュート力で、次々と富山のディフェンスのほころびを突きます。富山はシュートに正確さを欠き、生命線のリバウンドも獲得できず、第3Qだけで6－18と12点の差をつけられました。第4Qに入ってようやく速い攻撃が決まり出しましたが時すでに遅く、62－76と力なく4連敗を喫しました。

　施設職員の方から「バスケットボールは初めての観戦という方が多いです」と事前に伺っていましたが、浜谷さんによる分かりやすい解説によってスムーズに観戦していただけたと感じています。野球やサッカーに比べて間近で観戦できるバスケットの醍醐味が感じられたのか、試合後には「外国人選手は2mを越えるがいと」など、興奮した面持ちで感想を述べている施設利用者の方々の姿も見られました。

　チケットの手配をいただいた(株)富山グラウジーズのご担当者各位、多くの募金をお寄せいただいた方々、運営をお手伝いいただいた共同募金会・TSCのスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

◎募金にご理解とご協力を！

　スポーツ観戦お出かけ支援募金は「スポーツ会場で福祉を身近に感じてほしい！」「日頃、外出の機会が少ない方々にもスポーツ会場に来てほしい！」「富山のプロスポーツを一人でも多くの県民に触れてもらいたい！」との理念で2008年7月13日（日）より開始し、これまで多くの方々の善意を寄せていただいております。
　TSCと県共同募金会は今後も「社会福祉とスポーツの接点」を追求し、スポーツ会場や店舗、公共施設などでの募金を推進したいと考えています。引き続き、皆様の温かいご理解をお願いいたします。

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（福）富山県共同募金会　スポーツ観戦お出かけ支援募金
北陸銀行　県庁内支店（普）５０２６１９０　　　　　　　　　　　　　　
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