[2010/06/15]おやべスポーツクラブに指導者派遣
TSCはこのほど、おやべスポーツクラブへの指導者派遣を開始しました。
第1回目は6月5日(土)、石動小学校にて女子サッカーの指導をさせていただきました。
以下、嶋田スクールマスターのレポートをご覧ください。
今日の教室は「女子サッカー」。私(嶋田)、高原コーチ、安田コーチ、そして普段からサッカースクールのお手伝いをしてくれている、富山大学の女子学生をアシスタントコーチに加え、普段TSCで行っている、ゲーム形式を中心とした楽しくサッカーをするというコンセプトのもと、約20人の1年生から大人の女子のプレイヤーとサッカーを楽しみました。
トレーニングのテーマは「サッカーを楽しもう!!」
ウォーミングアップはTSC名物の「鬼ごっこ」。子どもたちはコミュニケーションをとりながら工夫していました。最後は、コーチが鬼になりましたが、子どもたちの作戦勝ちで、つかまえることができませんでした。「マーカー奪取ゲーム」もチームで考えて、それぞれが工夫していました。
次に、コートの中にコーチがDFで入り、DFにとられないように突破する、ドリブル突破ゲームをしました。コーチのすきを見て突破する子や、賢いアイディアを出して突破する子も見られました。その後、「まねっこドリブル」二人一組で前と後ろを決め、前の選手がドリブルですることすべてを後ろの選手がまねするというゲームをしました。「人がまねできないようなフェイントを使おう」というコーチからのアドバイスに、子どもたちは自分なりに工夫していました。コーチから「前の人がしゃべったこともまねしてみよう」というルールが加わり、コートの中には、いろんな声やドリブルが飛びかっていました。最後には「コーチのドリブルをまねしてみよう」というゲームを行い、わざと転ぶコーチもいました。(転ぶまねをする人は少なかったですが・・)
最後は、4チームに分かれてゲーム大会。みんなで力を合わせてコーチチームを倒そうと頑張っていました。その頑張りのおかげで、コーチチームはほとんど勝つことができませんでした。最後はみんなでストレッチ、片付け、あいさつをして今日の楽しいひとときを終了しました。
トレーニングの合間や、終わった後には子どもたちはサッカーのこと、プライベートなこと、学校のことなど色んな話をしてくれ、サッカー以外でも子どもたちとつながることができました。
ゲーム形式のトレーニングをいくつも行い、子どもたちはきついと言いながらも楽しそうに汗を流していました。子どもたちも、そしてコーチ陣にも笑顔あふれる2時間となりました。
おやべスポーツクラブへの出張指導は、あと3回あります。今後も、一緒にスポーツを楽しむ仲間をどんどん増やしていきたいです。
このような機会を設定していただいたおやべスポーツクラブのスタッフのみなさま、女子サッカースタッフの皆様に厚く御礼を申し上げます。