[2011/01/25]SMC福井県サテライト講座 受講生レポート
1月15日から23日までの土日4日間の日程で行われた、JFAスポーツマネジャースカレッジ福井県サテライト講座。TSCから受講した嶋田賢太郎スクールマスターのレポートをお届けします。
現在、私はスクールマスターを務めておりますが、まだまだ運営や指導の面で「何をどうしていけばいいのか」「何が問題なのか」について、暗中模索している場面が多く見られます。そんな時、「マネジメント」という言葉に出会い、興味を持ちました。
世間では、「マネジメント」という言葉に注目が集まっています。書店には「マネジメント」をテーマにした書籍が多く置いてあることからも、注目度の高さが伺われます。
今回、「スポーツマネジャーズカレッジ(SMC)福井県サテライト講座」を受講することで、マネジメントの勉強をし、これからの自分や周りの人たちのために勉強しようと思いました。
「講座」というと「先生と生徒」のような一方通行的な講習会を想像させられます。マネジメントについていろんな話を聞けると、事前には思っていました。しかし講座が始まると、常に「自分との対話」と「人とのコミュニケーション」の繰り返しでした。「自分のことは自分が一番良く知っている」と思っていましたが、意外と自分のことを知らない自分に出会いました。
「自分は将来何をしたいのか。今の自分はその将来に対して何をすべきなのか?」
講座が進む中で、自分と向き合うためには「人に話し、共有すること」が大切だということを学びました。自分の考えていることに対してアイディアをもらうことで、自分の考えがどんどんふくらんでいくことがわかりました。TSCの名前にもあるように、「コミュニケーション」の重要さが身に染みて感じられる場面でした。
また、このセミナーで改めて感じたことがあります。「仲間の大切さ」です。このセミナーには、サッカーが大好きな方、スポーツが大好きな方が参加されており、コミュニケーションを取ることが本当に楽しかったと思います。それぞれの立場やビジョンは違っても、日本代表の試合について熱心に語り合ったり、ひとつのプレイ・ジャッジについて議論できたりする、そんな熱い仲間がスポーツ界には多いのではないでしょうか。
いろんな仕事や経歴の人たちが熱い思いを持ち、将来の子どもたちのために一丸となっていくことが、私のビジョンのひとつです。そのためにも、明確な目的を持った毎日を送り、小さなことから人を「笑顔」にできればと思っております。
この講座を受けたことのみによって、自分の力がUPしたとは考えていません。学ぶ意欲を忘れずに、どんどんアクションを起こしていきたいと思います。
最後になりましたが、このような機会を提供してくださった福井県サッカー協会の皆様、同じ釜の飯を食い、ともに頑張った受講生の皆様、講師の皆様、TSC関係各位に、改めて御礼申し上げます。