[2009/10/07]お出かけ支援募金招待 Jリーグ・中野専務理事が激励
10月4日(日)に行われたJリーグ富山-仙台戦での『スポーツ観戦お出かけ支援募金』によるご招待席に、この試合に来場されていた中野幸夫・Jリーグ専務理事が訪問されました。
短い時間でしたが、TSCおよびご招待先の関係者に励ましの言葉をいただき、スポーツが人々を元気づけるきっかけになることを解説されました。
中野専務理事は昨年までアルビレックス新潟の社長として、ホームスタジアム・ビッグスワンを連日4万人の大観衆で埋め尽くす「新潟の奇跡」の先導役を果たし、今年からJリーグ専務理事に就任されました。
この日、鬼武健二・Jリーグチェアマンのカターレ富山訪問に帯同し、県総合運動公園陸上競技場での試合に来場されていました。
試合前のひととき、中野専務理事はメインスタンドに着席していた私たちのもとを訪れ、TSC理事長・佐伯仁史より全員に紹介された後、『がんの子供を救う会 富山県支部』の笠井理事らと言葉を交わされました。
笠井さんは「『今日はどうして来ているのですか』と聞かれたので、『がんで闘病中の子供たちを伴って、TSCと県共同募金会のご招待に参加しています。病気をすると家族で外出する機会が少なくなるので、こうした機会は貴重です。選手たちが頑張っている姿を見て、子供たちが何かを感じてくれたら、と思います』と答えました。中野さんは『子供たちが選手に元気づけられるだけでなく、そうした子供たちの応援を受けることで、選手も頑張ることができるのです』とお話され、『これからもスポーツを通じて子供たちが元気になれればいいね』と言葉をかけていただきました。初対面でしたが、とても気さくに話をしてくださいました」と、当時の様子を語っていました。
Jリーグは支援企業との協働事業で、障害を持つ子供たちの招待活動を行っており、各クラブも独自の招待活動を行っています。TSCと県共同募金会も、そうした活動と理念を共有しつつ、独自の形式でご招待を行っています。
スポーツ観戦お出かけ支援募金によって「スポーツと福祉の親和性」を追求する私たちにとって、中野専務理事の言葉は信念をより深め、前途を明るく灯すよりどころとなりました。
試合前のスケジュールの合間を縫って訪問くださった中野専務理事に、あらためて御礼申し上げます。
また、中野専務理事が昨年まで社長を務められたアルビレックス新潟が浦和レッズを迎え撃つ、熱戦必至のJリーグ観戦ツアーが10/17(土)に行われます。
http://toyama-sc.typepad.jp/news/2009/09/1017-a9a5.html
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*本記事の掲載にあたっては、中野専務理事の許可をいただいております。