[2008/10/05]高岡愛育園さんをご招待/スポーツ観戦お出かけ支援募金
TSCと富山県共同募金会は、「スポーツ観戦お出かけ支援募金」による社会福祉施設のご招待を、10/5(日)JFL公式戦カターレ富山-横河武蔵野FC戦(富山県総合運動公園陸上競技場)にて行いました。
募金を開始して以降、富山市立愛育園(9月23日・桃山野球場 BCリーグ公式戦 富山-福井戦)に続き2施設目の招待で、カターレ富山の試合に招待をするのは初となります。
今回ご招待したのは、(福)富山県呉西愛育会 高岡愛育園(児童養護施設・高岡市佐加野)の児童・生徒30名(未就学児~中学生)・職員5名の皆様です。
「スポーツ会場で福祉を身近に感じてほしい!」「日頃、外出の機会が少ない方々にもスポーツ会場に来てほしい!」「富山のプロスポーツを一人でも多くの県民に触れてもらいたい!」との理念で7月13日(日)より開始した本募金に対し、たくさんの方々の善意を寄せていただきました。このほど募金額が一定水準に達したため、2施設目となる標記施設の招待が実現いたしました。
招待者に対しては、高岡愛育園~試合会場間のバスや入場チケット、軽昼食の提供を行いました。また、TSCサッカースクールの奥田・近藤両コーチが子供たちの周囲に座り、サッカーをわかりやすく解説しました。
試合は前半13分に横河武蔵野FCが先制しますが、カターレはロスタイムにMF朝日選手のゴールで追いつき、1-1で折り返しました。後半にはFW長谷川選手がハットトリックの活躍を見せ、カターレが4-1と快勝しました。この結果カターレはJリーグ昇格圏内のJFL4位に浮上、悲願のJ2入りに向けて価値ある1勝となりました。試合中、子供たちは両コーチの説明に耳を傾けたり、「がんばれカターレ!」と大きな声を張り上げてイレブンを応援したりと、楽しそうに時間を過ごしていました。試合後には楚輪監督や選手と共に記念写真を撮影するなど、終始笑顔のあふれるご招待となりました。
ご招待を受けて下さった高岡愛育園の生徒・職員の皆様、当日会場で各種ご手配をいただいた(株)カターレ富山のご担当者各位、そして多くの募金をお寄せいただいた方々に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
またTSCは、この試合に養護学校の生徒を招待された富山セントラルライオンズクラブ(川岸広幸会長)の要請に応じ、観戦ナビゲーションの機材貸出しとナビゲーターの手配(富山県サッカー協会技術委員長・河浦一成さん)の協力を行いました。観戦ナビゲーションは今年度 の県共同募金会配分事業であり、この協力に際しては同会の承諾を得ています。
TSCと県共同募金会は今後も「社会福祉とスポーツの接点」を追求し、希望される県内福祉施設の方々を1回でも多く招待することを目標に掲げています。
皆様のご協力をお願い申し上げます。
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(福)富山県共同募金会 スポーツ観戦お出かけ支援募金
北陸銀行 県庁内支店(普)5026190
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