[2009/02/10]JFAスポーツマネジャーズカレッジ石川県サテライト講座 ~懐かしい再会~
1月31日(土)より開催されました、JFAスポーツマネジャーズカレッジ石川県サテライト講座に、TSCより同本講座2005年度修了生(TSC理事長)がインストラクター研修として聴講。そこで、受講生として参加された、かつての懐かしいスクール生に再会! とても有意義な講座となりました。
金沢市で行われた上記講座には、昨年富山で行われた同講座の補講生も地の利を生かして受講されていました。そして今回、TSCの前身である、立山フットボールアカデミーの発足間もないU12スクール生だった、尾塩さん(左写真)に十数年ぶりに再開することができました。尾塩さんは現在、石川県かほく市にある総合型地域スポーツクラブNPO法人クラブレッツのアシスタントマネジャーとして活躍しており、この講座を積極的に受講されました。
当時のコーチであった私は懇親会の席上、ネームプレートを見て「もしかしらた・・・尾塩くん?」と問いかけたところ、「そうです!お久しぶりです」と返っててきました。その時の笑顔は子供の頃と変わっていませんでした
本人に「なぜこの仕事を?」と聞いたところ、「当時のスクールで、サッカーをただするだけでなく、楽しみながら運動能力開発も大切にしていた~クラブの方針~が気に入っていたことがきっかけの一つ」とのことでした。当時の関係者としてはこの上ない喜びです。
さらに聞くと、日本人の苦手とされる、ヘディングの競り合い、ボレーキックでの空中動作における恐怖心を取り除くため、当時取り入れたトランポリン&サッカーボールのトレーニングが楽しかったらしく、クラブレッツでも行っているとのことでした。
言葉に表すことのできない喜びで目頭が熱くなりました。
コーチ(指導者・教師)の最大の喜びは、試合に出て、コーチの言うことを聞いて相手に勝つことではなく、「次世代にスポーツで気づいた良さを継承していくために、同じエリア(場所・想いなど)へ帰って来てくれること」だと改めて痛感しました。ともに頑張りたいと思います。
TSC理事長 佐伯仁史■学校で学んだことを一切忘れてしまった時になお残っているもの、それこそ教育だ (アルベルト・アインシュタイン)