[2009/02/13]ニュージーランド(NZ) Sports Life Ⅵ
久しぶりのニュージーランドスポーツライフ! 今回は、クライストチャーチで行われた、国内女子ソフトボールリーグ戦観戦レポートです。左写真は会場となったソフトボール場のゲートです。次回は「クラブハウスの役割」について報告する予定です
こんにちは。
今日で、NZに来てから一か月以上になります。
さて、1月17日、18日とNational league (women's)が私の住む、クライストチャーチで開催されました。
National leagueは日本で言うと、日本リーグですが、各地方のクラブから選抜されたプレーヤーでチームを組んでいます。そういう意味では、国体と似たようなチーム編成になると思います。
チームはAuckland, Welington, Hutt Valley, Southern, Canterberyの5チームです。土日を使って二日間総当たり戦をし、3節によって順位を決め、最後に順位で組み合わせを決めて決勝トーナメントが行われます。
試合観戦をして、日本とは違うところをたくさん見ることができたので紹介したいと思います。
まず、入場料ですが、大人がNZ$5.00、子供がNZ$2.00です。地元の子供がお手伝いをしていました。受付にはパンフレットが置いてあり、組み合わせや注目選手が載っています。パンフレットの表紙には「It's fun, Fast & Furious」と書いてあります。つまり、「楽しく、速く、激しく」という意味です。まさに、ソフトボールの醍醐味です。
会場の外野フェンスには、リーグを支えるスポンサーの看板がずらーっと並んでいます。日本の野球スタジアムのように。そして、バックネット裏には、テーブルと椅子があり、飲んだり食べたりできます。もちろん、他の観客席でもできます。日本では、会場は立派でも、観客席まで整備されているところは少ないと思います。
また、食べ物、飲み物もクラブハウスで買えます。食べ物はサンドイッチやパイ、マフィン、バナナ、りんごなど売っていて、試合中にも関わらず合間を見て選手が買いに来ます。飲み物も、お酒からコーラ、ファンタなどあります。
試合中は、メインコートでは解説が行われており、放送室から地元の方々がまるでラジオ放送のように「誰が何をした」とか「この選手はどうだ」など言っています。解説者にもよりますが、とても陽気に話しています。
試合をする選手についてですが、日本では、スパイクのカラーやヘルメットは統一されていないといけませんが、スパイクの色はさまざまで、ヘルメットもいろいろです。試合に出ていない選手は、暑い時はノースリーブだけになったりと自由です。
試合が始まる前に集合して何か話したあと、それぞれの掛け声で守りにつきます。そして、試合が終わると、整列ではなく、相手チームとお互いに歩いて順番に握手をし、味方同士で握手をし健闘をたたえます。
それが終わったら、輪になって、「今日はよくやった、次がんばるぞ!」みたいな感じで掛け声をかけます。そして、すぐに外野の方へ行き、クールダウンを行います。ストレッチをしながらきっと今日のゲームについて話をしていたのでしょう。
ここまでの流れがすごく速いです。そして、すぐにミーティングが始まります。
観戦だけでしたが、たくさんの発見があり楽しかったです。そして、ソフトボールをしたくてうずうずしてきました。
とあるチームには日本人の方がおられました。今回はあまり話せませんでしたが、3月にまた会えるので、その時にもっと詳しく聞いてみたいと思います。
稲場枝里子
写真は左から
1枚目:ピッチャーと外野フェンスのスポンサー看板
2枚目:放送席
3枚目:バックネット裏のテーブルとイス
4枚目:試合の様子(Auckland vs Hutt Valley) です。。。