[2009/10/04]スポーツ観戦お出かけ支援募金 8施設目のご招待
TSCと富山県共同募金会は、「スポーツ観戦お出かけ支援募金」による8回目の社会福祉施設のご招待を、10/4(日)J2リーグ公式戦カターレ富山-ベガルタ仙台戦(富山県総合運動公園陸上競技場)にて実施しました。
◎ご招待と試合の模様
今回ご招待したのは(財)がんの子供を守る会富山支部(のぞみ富山・笠井功治代表)を介して応募した、がんと闘うお子さんを持つ4家族を含む27人の皆様です。
今回は軽昼食、S席観戦チケットおよび観戦ナビゲーション(解説:佐伯仁史TSC理事長・JFA公認B級コーチ)をご提供し、試合を楽しんでいただきました。
遠く仙台から駆けつけた多くのベガルタサポーターがアウェー側ゴール裏を埋め、両チームの応援がスタンドを飛び交う中、ピッチ上の戦いも熱く展開しました。悲願のJ1昇格に向けて負けられない仙台は前半8分、MF梁勇基が先制ゴールを決めますが、前節の横浜FC戦で久々の勝利を手にして波に乗る富山は、前半28分にFW長谷川満の今季初ゴールで同点に追いつくと、後半30分には再び長谷川が決めてついに勝ち越し。ご招待した皆様も大きな拍手と歓声でゴールを喜びました。
しかし、勝利への執念を燃やす仙台は直後の後半33分にDF渡辺広大が同点ゴールを決めると、その5分後には途中出場のFW中島裕希(富山一高出身)がスルーパスを受けて決勝ゴール。2-3でベガルタ仙台が逆転勝利し、引き分けた首位セレッソ大阪との勝点差を2と縮めました。
◎嬉しいサプライズ
試合後、カターレ富山のクラブから素敵なプレゼントがありました。インタビュー前の忙しい時間を割いて楚輪監督が駆けつけてくださり、「皆さんの応援のおかげで一旦は逆転することができました。これからも僕たちに力を与えてください」と挨拶され、子供たちへプレゼントを渡していただきました。子供たちは試合中に作った寄せ書きを監督に贈った後、ピッチサイドへと案内され、ライカくんと記念写真を撮るなどして楽しいひとときを過ごしました。
子供たちも大人たちも口々に「楽しかった。いい試合を見せてもらいました」と笑顔で振り返り、スタジアムを後にしました。心配された体調の急変もなく、感動と勇気をスポーツからもらった充実感に満ちた表情が印象的でした。
ご招待を受けてくださった皆様、試合後の素晴らしいサプライズを演出していただいた(株)カターレ富山のご担当各位、取材にお越しになった記者の方々に、心より感謝申し上げます。また、多くの募金をお寄せいただいた皆様にも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
◎皆さんの募金が命!
スポーツ観戦お出かけ支援募金は「スポーツ会場で福祉を身近に感じてほしい!」「日頃、外出の機会が少ない方々にもスポーツ会場に来てほしい!」「富山のプロスポーツを一人でも多くの県民に触れてもらいたい!」との理念で2008年7月13日(日)より開始し、これまで多くの方々の善意を寄せていただいております。
TSCと県共同募金会は今後も「社会福祉とスポーツの接点」を追求し、希望される県内福祉施設の方々を1回でも多く招待することを目標に掲げています。皆様の善意を福祉施設の方々の「笑顔と生きがい」につなげるため、スポーツ会場などでの募金活動を続けていきます。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
~こちらの口座でも募金を受付中!!~~~~~~~~~
(福)富山県共同募金会 スポーツ観戦お出かけ支援募金
北陸銀行 県庁内支店(普)5026190
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