[2011/05/07]小矢部市での『どろんこサッカー』に協力!
5月4日・5日の両日、小矢部市で行われたイベント『どろんこサッカー』にて、TSCサッカースクールコーチが運営などのお手伝いをさせていただきました。
富山市のOIZUMIサッカー教室の生徒や、地元の子供たち約30人が参加。自主的にルールを決めて田んぼの中でサッカーを楽しみ、農業体験や植物を使った似顔絵づくりなどが行われました。普段と違う環境での体験を通じ、コーチ陣も貴重な経験を積むことができました。
以下、古川コーチのレポートを掲載します。また、コーチブログでも当日の模様をご覧いただけます。
5月4日・5日に小矢部市にて、『どろんこサッカーin SHIBUEスタジアム』が開催されました。
主催者であるOIZUMIサッカー教室さんをサポートする形で、TSCは企画段階から参加。イベント当日には、嶋田スクールマスター・犀川コーチ・大川コーチ・古川の四名が参加し、イベントの運営のお手伝いをさせていただきました。
4日午前は小矢部市内の田んぼで、子どもたちの農業体験会が行われ、参加児童みんなが田植え機に試乗し、自分達が普段食べているお米がどのようにして作られているのかを身をもって体験することができました。
午後から開かれた「どろんこサッカー」では、犀川・大川・古川の三名が子どもたちとともに田んぼに入り、足元の覚束ない状況の中、思い切りサッカーを楽しみ、全身泥まみれになりました。泥の中では思ったようにボールを扱えず、大人と子どもの間で実力差があまり表れなかったので、誰もが積極的にボールに向かっていく姿が見られました。(私も非常に苦戦しました・・)
参加者の一部は、田んぼでサッカーをした後にラウベ小矢部という宿泊施設で一泊し、TSCコーチ陣も子どもたちと寝食を共にしました。
夜には、どろんこサッカーの反省や感想を子どもに発表してもらいました。「初めて田んぼでサッカーをしたけど、楽しかった」「今度やるときは、しっかり蹴られるようになりたい」という言葉が多く、またどろんこサッカーをやりたいという子ども達がほとんどでした。また、東日本大震災についての話し合いも行われ、子ども達の純粋な気持ちに接することができました。
子ども達が就寝した後は、保護者の方々とコミュニケーションをとらせていただき、子どもたちへの熱い想いを共有させていただきました。
5日の午前中には、ラウベ小矢部の目の前にある竹藪に入り、切った竹から湯呑を作成。子どもたちはコーチの手を借りつつも、悪戦苦闘しながら自分好みの湯呑をいくつも作っていました。その後は、竹藪の中にある様々な植物を使って、グループごとに画用紙に似顔絵を描くというゲームを行い、子ども達の豊かな想像力を見ることができました。
参加者は、山に囲まれた生活をしていない子ども達が多く、カエルを捕まえたり筍を探したりするという単純なことが子ども達にとっては非常に新鮮だったようです。
子ども達が自然の中で楽しそうに走り回っている様子を見て、今後もどろんこサッカーのような、自然と深く関わりながらスポーツを楽しめる場を提供していきたいという思いが生まれました。
OIZUMIサッカー教室の酒井コーチ、保護者の方々、協力していただいた地域の方々、そして、私たちを温かく受け入れてくれた子どもたち、その他関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
文責 スクールコーチ古川