この多目的広場は、ソフトボール場4面の外野フェンス外側部分に広がる天然芝のスペースです。少人数のサッカーの練習には十分な広さがあり、メイングラウンド（サッカー・ラグビー場）と変わらない芝生のコンディションが維持されています。

 

　3ヶ月に1回開催される特別スクールは、日程の都合上、先月に続いて2カ月連続の開講になりました。これから雪に閉ざされる富山の冬の環境を考慮し、少しでも快適な気候条件の下で練習を楽しむためのスケジューリングでした。

 

　先月の指導からあまり時間が経っていないこともあり、鈴木さんはスクールのレベルや現状をしっかり掌握された上で、練習メニューをTSCコーチ陣と打ち合わせました。今回の指導テーマは「対人スキルのレベルアップ」。１対１で相手にボールを奪われないため、体の入れ方や当たり負けしない方法をみっちり指導することになりました。

 

　ウオーミングアップでは、うつ伏せに寝転がった相手を仰向けに反転させるゲームや、手でボールを持っての引っ張り合いなどを取り入れ、「個と個のぶつかり合い」を冒頭から意識させる内容でスタートしました。小さい子も含めた女の子に実戦的なボディコンタクトを伴う練習を行うことになりましたが、受講生はこれまで以上に生き生きと練習メニューを消化していました。最後のミニゲームでは、早くも練習の成果をプレーで披露する女の子もおり、鈴木さんも「今回のスクールは皆真剣だった。自分としても達成感のある指導だった」と語っていました。

 

　通常のスクールでも楽しくレベルアップを図りながら、来年１月以降の特別スクールでは、更なる高度な技術の指導を行っていきたいと考えております。これから屋内での活動も増えていきますが、「年代・立場を越えた仲間づくり」とのスクール基本理念は変わることなく活動を継続してまいります。

 

結びに、今回の特別スクールをサポートいただいた企業・店舗様をご紹介し、御礼申し上げます。

 

◎岩瀬なでしこサッカースクール支援・特別無料オープンスクール特別協賛：

　『株式会社アイザック』（魚津市大海寺野）

 

 

 

◎特別無料オープンスクール協賛:

　『株式会社富山・スポーツパーク・マネジメント』（富山市中野新町）

　『すし居酒屋　大海』（富山市総曲輪にぎわい横丁）

　『酒と人情料理 だい人』（富山市新富町）

　『唄うおでん屋　茶文』（富山駅前シネマ食堂街）

　『長崎ちゃんぽん　ばってん』（富山市ボルファートとやま１Ｆ）

　『ラーメン 五衛門』（富山市安養寺）

　『Ristrante　e　Vino　Bar　WINISTA』（富山市総曲輪）

  ＊順不同・敬称略