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お知らせ

[2015/12/05]田嶋幸三氏講演会 無事終了御礼

IMG_0006 12月4日(金)富山市の高志会館にて、日本サッカー協会副会長(国際サッカー連盟=FIFA理事)・田嶋幸三氏の講演会「世界を目指す日本サッカー~スポーツが果たす社会貢献について~」(富山県サッカー協会主催、TSC共催)を開催しました。
 ご参加・ご協力いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。

 富山県サッカー協会・武田副会長の冒頭挨拶に続いて、田嶋氏が登壇。
IMG_0018 FIFA理事会が開催されていたチューリッヒから直接富山入りした田嶋氏は「一連の不祥事からの改革を理事会で話し合っていた矢先、新たに2名の逮捕者が理事から出た。既にリフォームプラン(改革案)を理事会で承認し、今後総会に諮ることになる。FIFAの透明性を高めていくことが、スポーツ文化を高めていくことにもつながる」と、サッカー界を揺るがすホットな事案から講演をスタート。
 富山第一高校の全国サッカー選手権優勝や、カターレ富山の存在については「サッカー関係者が軸をぶらさず、継続して努力することで、富山からでも日本一になれることが証明された。カターレも長い目で見守り、富山のスポーツ文化を進化させてもらいたい」と言及がありました。
 アジアへの協力事業を含めた日本サッカー協会の取り組みや、なでしこジャパンの活躍から「日本サッカーの成長のために確固たるビジョンを掲げ、50年後、100年後に向けてのロードマップが重要」との見解が示されました。

 


IMG_0033 後半のパネルディスカッションには、スタジアムとまちづくりに造詣の深い㈱プライム建築都市研究所代表・田辺芳生氏、TSC佐伯理事長も加わり、フリーアナウンサー牧内直哉氏が進行。

 2015年4月に富山経済同友会が発表した『まちなかスタジアム構想』を引き合いに、「サッカー関係者のための『競技場』ではなく、子どもたちが夢を抱き、多くの人々が非日常を楽しむために集まってくる『スタジアム』を、長期的なビジョンを展望しながら模索すべき。そのためにはJクラブだけでなく、行政や市民が連携して構想を作り上げていくことが必要」との方向性が話し合われました。

 

 年末の悪天候の下、多くの方々に講演会に足を運んでいただき、ありがとうございました。
 当講演が「富山をスポーツで元気にする」きっかけを発見する一つの機会になったのであれば、共催者として無上の幸いです。

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