[2008/11/16]いみず苑・あいネットいみずの皆様をご招待/スポーツ観戦お出かけ支援募金
TSCと富山県共同募金会は、「スポーツ観戦お出かけ支援募金」による5回目の社会福祉施設のご招待を、11/16(日)JFL公式戦カターレ富山-SAGAWA SHIGA FC戦(富山県総合運動公園陸上競技場)にて実施しました。
◎ご招待した皆様
今回ご招待したのは、(福)射水福祉会が運営する知的障害者更生・授産施設『いみず苑』、および射水市地域活動支援センター『あいネットいみず』の利用者13名、職員・ボランティア3名の計16名の皆様です。施設~スタジアム間の往復バスと軽昼食、小型レシーバーを使った観戦ナビゲーション(ナビゲーター・TSC佐伯理事長)を提供し、試合を満喫していただきました。
◎白熱した接戦
試合の詳細については、TSCタイムス記事「【JFL速報】カターレ、J昇格に王手!」を参照ください。
ご招待した皆様は観戦ナビのサポートもあってか、試合観戦を心から楽しんでいる様子でした。後半20分のDF中田洋平選手の鮮やかな同点ゴールが決まった瞬間は、手を叩き、歓声を上げて喜んでいました。試合後は「ありがとうございました!」「本当に楽しかったです!」とTSCスタッフに話しかけ、笑顔でスタジアムを後にされました。
◎スタンドの環境
当日は朝から雨が落ちる生憎の天気となり、ご招待した皆様にはあらかじめスタジアムの屋根部分に着席していただきました。試合中盤から雨脚が強くなると、決して充分な広さがあるとはいえない屋根部分に一般のお客様が集中し、最上部の通路には立ち見の人垣ができました。
また、屋根部分はスタンドの上層部にあたり、階段の昇降に支障がある方にとっては利用しづらい位置です。今回はお一人の方が車椅子を利用されており、TSCスタッフが背負って階段を上り、座席についていただきました。
カターレ富山は将来的にJリーグに参入し、より多くの富山県民やアウェーからのお客様をお迎えすることになります。今シーズン終了後、スタンドを中心とした改修が行われるとのことですが、全県民の「心のよりどころ」となるスタジアムの誕生を願いたいものです。
◎感謝
今回のご招待を快く受けていただいた『いみず苑』『あいネットいみず』の皆様、募金に善意を寄せて下さった多くの方々、チケット手配などでお世話になった(株)カターレ富山の関係各位、当日お手伝いをいただいたTSCの会員様に御礼を申し上げます。また、J2入りに向けて最後の力を振り絞って戦う選手にも、心よりエールを送ります。